ツール・ド・とちぎ実行委員会は解散しました(2020年7月30日)

最新情報

第2回ツール・ド・とちぎ レースレポート 大会2日目

レース名:第2回ツール・ド・とちぎ
クラス:UCI Asia Tour 2.1
日時:2018年3月24日
ステージ:ステージ2
距離:105km
開催場所:小山市〜日光市
天気:15度 晴れ時々曇り
出走選手数:89名
観客数:26,000人

 

<マイケル・ポッターがスプリント勝負を制してステージ2勝目>

 

ツール・ド・とちぎの第2ステージが小山市小山思いの森から日光市日光だいや川公園までの105kmで行われた。前半はスプリントポイント2箇所を含む平坦な直線が続き、後半は1箇所の山岳賞を含むアップダウンが続くコース設定。 オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コーストのマイケル・ポッターが前日に続きステージ優勝。個人総合首位を守った。

 

10:00のスタート後パレード区間を終えて、リアルスタートが切られるとアタック合戦が始まる。数名が飛び出しては集団が吸収することが繰り返され、決定的な動きが生まれないままレースは進行する。

 

33km地点の最初のスプリントポイント、43km地点の2回目のスプリントポイントは共にトビー・オーチャード(オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト)が獲得。その直後、3人の逃げが容認される。メンバーは、湊諒(シマノレーシングチーム)、安原大貴(マトリックスパワータグ)、小嶋健太(日本大学)。

 

メイン集団はリーダージャージのマイケル・ポッター擁するオーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コーストがコントロールし、逃げる3人との差を1分10秒前後に保つようにして進む。

 

後半に入り、コースが登り基調になってくると、メイン集団では各チームが前に上がる動きを見せる。一方逃げる3人は1分先行したまま86km地点の山岳賞への登りに突入。ここでメイン集団との差が一気に縮まり始める。

 

鹿沼市と日光市の境となる山岳賞の山頂は湊が先頭通過。数秒遅れて安原が2位通過するが、その直後に集団が迫った状態で下りへ突入していく。この後、湊と安原は集団に吸収され、新たにポッター、増田成幸らを含む9人の先頭集団が形成される。30秒ほど後方に第2集団が形成されるが、先頭集団に追いつくことなく日光市内へ。勝負は9人に絞られた。

 

日光だいや川公園前のストレート、残り300m。チームメイトのフレディ・オヴェットのリードアウトからポッターがスプリントに入る。ロビー・ハッカー(チーム右京)、鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)が追いすがるが届かず、ポッターが優勝。前日の第1ステージに続いて連勝し、総合2位以下との差を広げることに成功した。

 

 

レース後のコメント:優勝、2位、3位、山岳賞

 

マイケル・ポッター(オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン)

「後半の1時間はハードだった。でもチームメイトがサポートしてくれたおかげでリラックスして走ることができた。僕が勝つ予定ではなかったのだけれど、勝てたのはラッキーだった。明日も首位を守ってリーダージャージを持ち帰りたい。」

 

レイモンド・クレダー(チーム右京)

「調子がよかったのでボーナスタイムを稼ごうと思い、スプリントポイントを獲りに行ったが落車してしまった。幸いチームメイトが協力してくれて復帰することが出来、アドレナリンが出てきて登りもいいペースで登れた。最後はスプリント勝負に加われたけれど、1位に届かなかったのは残念だった。明日は怪我の具合をみて良いレースをしたい」

 

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

「今日は総合2位の増田(成幸)選手と4位の岡(篤志)選手のサポートをするのが自分の役割だった。登りに入ったところでチームは攻撃に出たのだが、山岳賞の後の下りで岡選手がオーバーランして遅れてしまい、作戦を変える必要があった。自分が3位には入ったが、増田選手のタイム差を縮めることが出来なかったのはチームとしては失敗だった。明日も逆転の可能性にかけていきたい」

 

山岳賞 湊諒(シマノレーシングチーム)

「自分を含め個人総合で50秒前後遅れている3人で逃げた。勝って総合順位のジャンプアップを狙っていたがそれは叶わなかった。でもその過程で山岳賞を取ることが出来たので、明日も山岳賞ジャージを守って終わりたい」

 

 

<第2ステージ 結果>

1位 マイケル・ポッター(オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン) 2時間21分27秒
2位 レイモンド・クレダー(チーム右京) +0秒
3位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン) +0秒
4位 入部正太朗(シマノレーシングチーム)  +0秒
5位 ロビー・ハッカー(チーム右京) +0秒
6位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +0秒
7位 フレディ・オヴェット(オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン) +3秒
8位 土井雪広(マトリックスパワータグ) +5秒
9位 ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル(チーム右京) +5秒
10位 武山晃輔(日本大学) +39秒

 

<個人総合成績 第2ステージ終了時>

1位 マイケル・ポッター(オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン) 2時間30分10秒
2位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +22秒
3位 レイモンド・クレダー(チーム右京) +24秒
4位 ロビー・ハッカー(チーム右京) +32秒
5位 入部正太朗(シマノレーシング) +36秒
6位 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン) +40秒
7位 フレディ・オヴェット(オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン)  +41秒
8位 ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル(チーム右京) +53秒
9位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +1分2秒
10位 ベンジャミン・ヒル(リュブリャナ・グスト・ザウラム) +1分6秒

 

<ポイント賞 第2ステージ終了時>

1位 マイケル・ポッター(オーストラリアン 28P
2位 レイモンド・クレダー(チーム右京) 24P
3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 19P

 

<山岳賞 第2ステージ終了時>
1位 湊 諒(シマノレーシングチーム) 5P
2位 安原大貴(マトリックスパワータグ) 3P

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真・映像使用にあたる注意事項

1. 本サイト掲載写真の二次使用はお断りしております。報道用のみ使用可。

2.高画質画像がご希望の方は別途実行委員会プレス窓口へお問い合わせください。

tdtpress@athlete-bank.com

3.本大会の写真クレジットは『©2018TdT』となります。

お知らせ一覧へ

ツール・ド・とちぎ実行委員会