第2回ツール・ド・とちぎ
第1ステージ タイムトライアル7.2km 渡良瀬遊水地
観客数：4900人
＜20歳のマイケル・ポッターがトップタイム 2位に増田成幸＞
ツール・ド・とちぎ第１ステージの個人タイムトライアルが、渡良瀬遊水地で行われ、オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コーストのマイケル・ポッターが8分55秒74で優勝。2位に宇都宮ブリッツェンの増田成幸が入った。
ツール・ド・とちぎ初日は、渡良瀬遊水地の周りを走る個人タイムトライアル。1周7.2kmのコースを1人ずつ走ったタイムで争われる。数日前まで悪天候が続いていた栃木県だったが、この日は朝から晴れ。レースがスタートする午後にかけて雲が多くなったものの、暖かな1日となった。
13時30分から30秒間隔でスタート。24番目にスタートした宇都宮ブリッツェンの岡篤志が9分7秒98で暫定首位に立つ。その後しばらくトップタイムが更新されず、スタート順は終盤へ。
66番目にスタートした増田成幸（宇都宮ブリッツェン）が、9分5秒19でトップタイムを更新。増田の直後にスタートしたパク・サンフン（LXサイクリングチーム）が9分7秒14のタイムを出して暫定2位に入る。
スタートを切る増田選手
そして最後から3番目にスタートしたマイケル・ポッター（オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト）が、増田のタイムを10秒近く上回る8分55秒74のタイムで暫定トップ。
最後にスタートした昨年覇者のベンジャミン・ヒル（リュブリャナ・グスト・ザウラム）はトップタイムを更新できず、ポッターの第1ステージ優勝が決まった。
第1ステージ優勝 マイケル・ポッター（オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト） コメント
「短時間のタイムトライアルはタフでハードだったけれど、勝ててよかった。リーダージャージを着れたので良いスタートになった。明日も表彰台に乗れるかは走って見ないとわからないけれど、出来るだけ首位を守っていきたい。」
2位 増田成幸（宇都宮ブリッツェン）コメント
「直前のレースでは調子はあまり良くなかったけれど、日に日に良くなっているのは感じていた。今日は自分のベストを出そうと考えていた。1位でなかったので結果には満足していないが、調子は悪くないと感じている。このレースは総合優勝を目指して出場しているので、明日から逆転出来るようにがんばりたい。」
3位 パク・サンフン（LXサイクリングチーム）
「今日のタイムトライアルは短いとも長いとも言えない距離で、平坦とは言え若干登りがあったり風が吹いてきて大変なところがあったけれど、3位以内に入れたことは満足している。今日はチームの中で僕が表彰台に立つ日だったが、明日からは僕がチームのために出来ることをやって貢献していきたい。」
＜第1ステージ 結果＞
1位 マイケル・ポッター（オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト） 8分55秒７４
2位 増田成幸（宇都宮ブリッツェン） +9秒45
3位 パク・サンフン（LXサイクリングチーム） +11秒40
4位 岡 篤志（宇都宮ブリッツェン） +12秒24
5位 ベンジャミン・ヒル（リュブリャナ・グスト・ザウラム） +13秒99
6位 トビー・オーチャード（オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト） +14秒01
＜個人総合成績 第1ステージ終了時＞
1位 マイケル・ポッター（オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト） 8分55秒
2位 増田成幸（宇都宮ブリッツェン） +10秒
3位 パク・サンフン（LXサイクリングチーム） +12秒
4位 岡 篤志（宇都宮ブリッツェン） +12秒
5位 ベンジャミン・ヒル（リュブリャナ・グスト・ザウラム） +14秒
6位 トビー・オーチャード（オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト） +14秒
<ポイント賞 第1ステージ終了時＞
1位 マイケル・ポッター（オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト） 10P
2位 増田成幸（宇都宮ブリッツェン） 9P
3位 パク・サンフン（LXサイクリングチーム） 8P
＜チーム順位＞
1位 オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャイン・コースト 27分25秒
2位 宇都宮ブリッツェン +8秒
3位 チーム右京 +23秒
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