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第1回ツール・ド・とちぎ レースレポート 大会2日目

2017.04.01

 

大会2日目

天候:雨のち曇り

気温:5度

距離:105㎞

観客数:16,000⼈

 

第1 回ツール・ド・とちぎの第2 ステージは、茂⽊町から那須町までの102㎞。今⽇も真冬のような寒さの中、レースはスタートした。

 

 
アクチュアルスタート直後、まず⾶び出したのはキナンサイクリングチームの山本元喜。スタートから5 ㎞ほど⼩さなアップダウンが連続。キナンサイク
ングチームが中⼼にアタックを繰り返し、それにブリヂストン アンカー サイクリングチームと宇都宮ブリッツェンが反応する。

 

 
集団は⼀列棒状のまま平坦箇所に⼊入ると、更なるキナンサイクリングチームのアタックによる分断が起き、烏⼭大橋を40 名ほどの先頭集団で通過。レース開始から40 分が経過する頃、先頭集団から更に13 ⼈が抜け出し、20 秒後方に残りの選⼿、その40 秒後ろにメイン集団が続く展開に。レース開始1 時間、千切れた選⼿たちがプロトンに吸収され、集団は2 つに分かれ、先頭とのタイム差は2 分に開いた。
昨⽇のリーダーであるチーム右京のサルバドール・グアルディオラ・トーラは、後⽅のメイン集団に取り残され、チームメイトを先頭に送り込むことも出来なかった。
最初のスプリントポイントを1 位通過したベンジャミン・ヒル(アタッキ・チーム・グスト)が、山岳ポイントを2 位で通過。その直後のトンネルを越えたヘアピンカーブでコースアウトしてしまい、誰もが彼の脱落を予想したが、10%程度の勾配を下りきる頃には、先頭集団に復帰した。そのまま先頭集団で⾛るヒルは、2 つ⽬のスプリントポイントでマラル=エルデネ・バトムンフ(トレンガヌ・サイクリング・チーム)とのスプリントを競り勝つ。
メイン集団は、レースの序盤こそチーム右京が牽いていたが、後半はブリヂストン アンカー サイクリングチームやオリヴァーズ・リアル・フード・レーシングが牽引。

 

 
メイン集団の速度は時速50 ㎞まで上がり、1 分30 秒までタイム差を縮め始めるが、先頭集団のマルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)が登りでアタックし、⼝⽕を切るとペースが上がり、そのまま、りんどう大橋を進む。
残り1 ㎞で⼭本元喜がアタックするが、差がつかないままゴール・スプリント勝負に持ち込まれ、ベンジャミン・ヒルとジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)の右側から、2016 年アジア選⼿権のU23 個人タイムトライアル・チャンピオンのバトムンフが⼒強いスプリントで勝負を制した。
惜しくもステージ優勝を逃したヒルだが、個⼈総合時間賞のグリーンジャージを獲得した。

 

 
【第2 ステージ】
1 位 マラル=エルデネ・バトムンフ(トレンガヌ・サイクリング・チーム)
2 位 ベンジャミン・ヒル(アタッキ・チーム・グスト)
3 位 ジャイ・クロフォード(キナンサイクリングチーム)
【個⼈総合時間賞】
1 位 ベンジャミン・ヒル(アタッキ・チーム・グスト)
【ポイント賞】
1 位 ベンジャミン・ヒル(アタッキ・チーム・グスト)
【⼭岳賞】
1 位 サルバドール・グアルディオラ・トーラ(チーム右京)
【新⼈賞】
1 位 岡篤志(宇都宮ブリッツェン)

 

 

テキスト:ツール・ド・とちぎ実行委員会

 

 

 

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